【雑記】ウォッチドッグス 感想(1/2)

2018/05/13 0

Others Watch Dogs

PC版「Watch Dogs(ウォッチドッグス)」全クリしたので感想を。

めちゃくちゃ面白かったです。全クリ後に寂しくなって、長ったらしい感想文を書きたくなりました。それぐらいストーリーが良かったです。

長くなったので記事を分けました。本記事はネタバレなしの感想です。
ストーリーのネタバレあり感想はこちら


どんなゲームか簡単に説明しますと・・・シカゴを舞台にしたオープンワールドで、優秀なハッカー主人公を操りながら、ネットの裏に潜む犯罪との戦いを描いたゲームです。
詳しくは公式サイトで!
http://www.ubisoft.co.jp/wd/

よく比較されるゲームは『GTA』でしょうか。TPSの銃撃戦やカーチェイス、警察の手配レベルがあったりと、共通するシステムがあるみたいです。私はGTAシリーズは未プレイなので分かりませんが。
しかし『Watch Dogs(ウォッチドッグス)』が他のゲームと一線を画する要素は、やっぱり「ハッキング」です。


「ハッキング」はとても簡単。プレイヤーはボタンひとつで、以下のことができちゃいます。
・あらゆる建物のセキュリティをオフにできる
・通行人のスマホをハッキングして銀行口座を盗める
・ATMをハッキングして盗んだ銀行口座から現金を引き出せる
・監視カメラやWebカメラをハッキングして盗み見れる
・エリア一体を停電させる
・配電盤を爆発させたり、信号機も電車も操れたり、・・・

やってる事は恐ろしいんだけど、ハッカーを操るっていうのがとても面白い。背徳感がたまらない。
ネットの知識に疎い私でも大丈夫なくらい簡単で分かりやすいシステムになっています。
海外ドラマ「CSI:サイバー」みたいにハッカーがモニターを凝視しながら難しい専門用語を早口で言う・・・なんてシーンはほとんどありません。そういうのは仲間がやってくれますので、現場にいる主人公は連絡を受けるだけ。
ストーリーも「復讐」がテーマですので、あくまでもハッキング能力は目標達成の手段でしかないわけです。

逆にいえば、「復讐」はありきたりなテーマとも捉えられますので、ストーリーに魅力を感じなかったというレビューが多いのも納得です。 ハッキングを駆使して敵の居所を探った後は、銃に持ち替えて戦うわけですからね。よくあるTPSの銃撃戦となってしまいます。
公式ではハッキングを利用したステルスプレイ推しみたいですが、初見だとステルスは難しくて銃撃戦になってしまうことが多かったです。
でも私はとても面白かったです。

そしてオープンワールドならではの、街を散策する楽しさも満載。謎の行方不明事件の調査や、QRコード探しなどの収集要素もありますよ!




シカゴの街並みがとても綺麗で、じっくり堪能しました(通行人のスマホをハッキングしながら)


道路のパイプを破裂させたら、通行人がスマホで撮影し始めたり・・・。


公園などでボイパを披露している人がいたり、NPCの仕草も細かくて楽しかったです。


雨の時は光の反射具合が綺麗です。でも雨の日は運転しにくくなる気がする・・・。
運転といえば、このゲームとても難しい!!


シナリオが少し進むと、フィクサー契約といって「指定された車を指定された道順を通って時間内に届けろ」とか「指定された車をなるべく傷つけずに届けろ」というサブミッションを受けられるんですが、これが難しい!!
ただでさえ車の運転が難しいのに、警察に狙われながら複雑なルートを時間内にゴールしろとか無理ゲー(´;ω;`)

一番最初に受けたフィクサー契約が、なかなかクリアできず大変でした(あやうくまた積みゲーにするところだった)
でもこの時に嫌というほど通った道が、警察から逃げる際に役に立ったので妙に感動してしまいました。
こんなルートあるんだ!っていう発見に繋がるのは良かったです。

あと、メインシナリオでも運転技術が重要になってきますので、早めに慣れておいて良かったなと思いました。
運転しながら信号機をハッキングして追手をまいたり、タイミングよく道路のパイプを破裂させて敵車両を撃退したりといったアクション性も高いので、車の操作が苦手という方にはキツイです。私も慣れるまで大変でした・・・(あやうく積みゲーに)

もたもたしていると、あっという間に警察のサンドウィッチ状態に。

難易度の高さは運転だけではありません。
前述しましたが、初見でステルスプレイはなかなか難しかったです。
監視カメラをハッキングすれば敵の位置を把握できます。しかし配電盤などを爆発させて敵を減らそうとすると、周囲の敵が警戒状態になって一斉に巡回し始め、なんとプレイヤーが隠れている所にやってくるんです!いやらしいわぁ。
敵の視野に入っても一定時間までは感知されないので、一瞬だけ顔を出してサイレンサー付のピストルでヘッドショットっていうのが一番やりやすかったです。
しかし中には殺してはいけないターゲットもいますので、無闇にヘッドショットできません。

車列襲撃といったサイドミッションでも、ターゲットは殺しちゃダメってなると難しいです。車を破壊してターゲットを車外に出してからテイクダウンしなきゃならない。うかつにグレネードランチャーをぶっ放すと車ごと葬ってしまうのでダメ。粘着爆弾を設置しておいても起爆するタイミングによっては車ごとターゲットが死ぬかもしれない。めんどくせぇ


強制的に銃撃戦になる場面もキツかったですね。早めに武器屋でグレネードランチャーを買っておいてよかった;
(銀行口座のハッキングが楽しくて、やりまくっていたらお金が貯まったので早めに良い武器を買えました)
難易度設定は4段階ありますが、ノーマルでも結構な弾を当てないと倒せない感じ。
イージーなら武器を買いそろえる必要はないですね。拾った武器で十分戦えるくらいの難易度でした。


●世は監視社会


本作のシカゴは「ctOS」で都市全体のインフラが管理されているという設定です。
ニュースでは度々「ctOS」の宣伝が流れ、街頭インタビューでの「まぁ便利なんじゃないの、よく分からんけど」といった市民のリアルな反応も垣間見れます。

そんな市民へ向けて警鐘を鳴らしているのがハッカー集団「デッドセック」です。
デッドセックは「ctOS」の脆弱性とそれに依存しきっている危機感を訴えていますが、「ctOS」を管理するブルーム社は、強固なセキュリティを謳っており、ハッカーに侵入されまくっていることなど認めるわけもなく。
対立する両者のスキマに、主人公のようなハッカーがわんさかいるというわけです。


主人公のように独善的なハッカー、権力者の弱みを掴んで脅迫のネタにしようとするハッカー、ハッカーの情報で稼ぐハッカーなどなど・・・「ctOS」を介して様々な思惑が交差していきます。
(好き勝手やりすぎだろ。そこが面白いんですけど・・・)

シナリオが進むにつれて、ブルーム社は個人情報などを丸々サーバーに保管し、市民の生活を監視していることが分かります。そこには恐ろしい目的があるのですが、内部告発しようとした開発者は会社を追い出されており、真実は闇の中。

こんな監視社会を監視する人はいるのか?という「Watch Dogs」(番犬・監視役)のタイトルにもちょっぴり繋がる内容になっています。



次はネタバレありの感想2へ。

余談ですが、メインメニューの映像で本編に出てこないシーンがありまして、てっきり選択次第で展開が変わるのかなと勘違いしちゃいました。
E3の時の映像が使われているんですね。


自己紹介

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あおは さき

ストーリー・世界観を楽しむことに重きを置くゆるゲーマー。RPGが大好物。
YouTubeにプレイ動画も投稿中。
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